1999年5月18日
新・竹森&平沢

使用画像16牧以上。文章を読みながら読み込んで(?)ね。(産地までの風景や採集した石もご紹介)(全部で550KB)
 

思い立ったのは4月5日。梅雨に入る前に何としても一度行こうと思った。今回は初心者の友人を含め数人のメンバーだったので、手始めに比較的やさしい竹森から回るコースとした。しかし意外にも平沢では疲れも重なり、難行苦行の旅となった。



●水晶山までの道の眼下に広がる一面のブドウ畑。遠くに見える、なだらかな連山。いかにも山梨に来た!という風景が旅情を誘う。

前を見れば、水晶山の入り口が迫っていた。天気になってよかったと、一週間前の今日の予報「雨」を思いだし、ほっとする。

●水晶山のズリの入り口に建立された玉宮のお社。まえより奇麗になっていると見えるのは気のせいか。ここに昔2メートル以上の水晶(記録上の日本最大)が、ご神体として奉納されていたらしい。だが、数十年前に盗まれたという。僕らが生まれるずっと前の話だ。

●当初1時間半の予定で始まった竹森の採集にメンバーが意外にもエキサイトし、3時間半以上を費やして終わった。さらに、鉱山出口の玉宮境内で「水晶を整理しようかな」と石英や水晶の店を広げるV-I氏。楽しさが伝わってくる。本当に来て良かった。

●時間があるなら、このあと平沢に行き、さらには鈴庫鉱山に行こうと狙っていた。しかし残り時間も少なく「金属鉱物より水晶」とのメンバーの意見で、鈴庫は却下。やはり「鉱物採集」は『水晶に始まり水晶に終わる』か。

というワケで、えっちらおっちら平沢に着いた。運転手ご苦労様。「おれ眠いよ」と言わんばかりのI-U氏。きのうは2時間睡眠らしい。でも道具揃えだけは完璧な彼であったが、採集前日に力付き果てた印象。

●この黒リュック氏は荷物が重そうだなあ。装備は多過ぎても少な過ぎても機動力が失われる。ことに平沢のような深山では…(?)

●おお!この山だ。地形図の等高線とも間違いなく一致している。ここでA-T氏の一句。「水晶が、早くおいでと、呼んでいる」 季語はどこじゃ、季語は…。

●入り口がわからないまま、道は延々と続く。「あの老人」が現われなかったら、たどりつかなかったかも知れない。危!危険きわまりない。目に物言わせる体力自慢の男衆ばかりとは言え、あまりに無謀なチャレンジだったのか?

●「入り口はどこだろう」と迷い、途中の草むらで弁当を喰っていると、ハアハア言いながら山道を追いかけて来た「謎の老人」が道を教えてくれた!「あの3本の枯れススキを右じゃよ」とポツリと言うとスっと消えてしまった。あれは山神さまか。山道は途中消えかけたところもあったが「わからなくなったら尾根を行け」という鉱山探しの鉄則(??未確認)で登った。

●あったあった!いったい何百メートル登っただろう。山道をころげる石英の頻度がしだいに増し、パッと視界に開けたこのズリを見よ(石英ばかり)。しかし規模は竹森の何十分の1だ。おっと早くもV-I氏が採集を開始している(向かって左の木の向こう側)しかも、何も見ずに上まで登って来てしまった私にくらべ、彼はズリ探しの基本=「下から上へ」を守っている…サスガ?。

●ズリの足元を見て見よう。ただの石がゴロゴロしているところに結晶らしきものが…赤ワクをクローズアップすると…

●残念。これは、結晶面が2面しかなく、頭もない不完全なもの。最初、珍しいうちは、こういうものも拾ったりするが、結果的に持ち帰ってもゴミになるだけ。どうせならこの場で戻そう。決して他の鉱山に捨ててはいけない。(研究者が混乱するからね)<写真の左右10cm>

●さて、収穫の喜びにしたりつつ、温泉に入浴するころには、もう夢うつつの世界。一日中水晶を探していると、しまいに目が水晶になってしまう。目を閉じても結晶がチラついてチラついて…。こうなれば、もう君も一流の水晶フリーク。

 



というワケで、少ないけれど…

本日の収穫

■平沢産 水晶と氷長石と褐鉄鉱のクラスター(左右約10cm)


■竹森産 水晶とマリモ水晶(一番右側は表面が別鉱物で覆われ、暗い金色をしている)他に板チタン石を抱いた水晶も採れた。良いものを少なめに採りましょう。


■竹森産 JapaneseTwinの片割れ(1.4cm)
この石のもう片方(右半分)を採集して持っている人がいたら是非知らせてね(カワイイ女の子のみ希望)




●参考品↓じゅりあさん寄贈ミネラルコレクション所蔵
長崎産 JapaneseTwinの完全結晶(左右揃い)
これぞ鉱物界のLove&Peace。愛の完成形なのだ。



投稿コーナー

■後日V-I氏から投稿が! 今回のツアーに同行したV-I氏により、採集された石英・マリモ水晶・ススキ水晶など。夢中で採った甲斐あって(?)こんなにあります。こうして皿に盛ると、まるでフグサシのようだね。

Thanks a bunch Mr.V-I!



(c)1998 AXN Inc. Tokyo Japan All Rights Reserved.
著作権は私たちにありますが自然は誰の物でもありません(ニコッ!)。



TOP PAGE