珪化木
産 地 愛知県名古屋市北区庄内川河川敷
産 状 川原の石のひとつとして採集
採集日 1971年 8月 10日
名古屋市の北部に庄内川、矢田川の2つの大きな川がある。子供だった私は、畳屋の水野クン(いきなり個人名を出すヤツ)と、よくこの広大な河原で遊んでいた。ジャコビニ彗星を見にいったのも、この川原だった。 ある日、自宅にあった自転車を誰かに盗まれ、どこかに自分の自転車がないかと夢遊病者のように川原をさまよい歩いていて、この石を見つけた。ドロボウが取り持つ縁で石と私は出会い、以後30年が経過しようとしている。30年前の自転車よりよっぽど価値がある(未確認)。 珪化木とは、言わばメノウ化した木の化石だ。表面はベージュ色。タテ方向に繊維が走り、切り口には木目がある。チャート並みに固いが表面の光沢はまったくない。しかし黒っぽいスジが何本もあり、その部分にはツヤもあり透き通った物質(おそらくシリカ系のもの)が染み込んでいる。磨くと断面はツルツルになるはずだ。 ちなみにこの手の石は、東京の多摩川(世田谷や狛江、川崎)の河原でも採集できるらしい。かなり大きいものもあるだろう。東京のよい子(死語)たちも探してみては?!
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